災害時に備えて「食料の備蓄」を考える人が増えていますが、「何をどれくらい備えればいいの?」「古くならないように保管できる?」といった悩みはつきもの。
そんな不安を解消してくれるのが、ローリングストックという備蓄法です。
この記事では、ローリングストックの基本と実践方法、具体的なおすすめ食品や保存アイテムまで、初心者向けにわかりやすく解説します。
ローリングストックとは?
ローリングストックとは、
「日常的に消費する食品を少し多めに買い置きし、使った分だけ買い足していく方法」
普段から使う食品を回転(ローリング)させながら常に一定量のストック(備蓄)を保つのが特徴です。
ローリングストックのメリット
- 賞味期限切れを防げる
- 災害時だけでなく体調不良・買い物に行けない日にも役立つ
- 特別な準備ではなく「普段の食事」に組み込める
何をどれくらい備えるべき?
基本は「家族の人数 × 3日分」が目安です。
大人1人あたり、以下を参考にするとわかりやすいです
食品カテゴリ | 例 | 目安(1人3日分) |
---|---|---|
主食 | レトルトごはん・乾麺など | 約6食分 |
主菜 | 缶詰(魚・肉・豆)など | 約6〜9缶 |
副菜 | 野菜スープ・味噌汁など | 約6食分 |
飲料 | 水・お茶 | 1人あたり9L以上 |
初心者におすすめのローリングストック食品
商品例 | 特徴 |
---|---|
サトウのごはん | 電子レンジ or 湯煎でOK、味のバリエ豊富 |
無印良品のレトルトカレー | 長期保存&おしゃれで美味しい |
いなばのタイカレー缶詰 | ご飯と合わせて主菜に最適 |
フリーズドライ味噌汁 | 軽くて保存しやすい、お湯だけでOK |
500mlペットボトル水 | 使いやすく分けやすい(2Lよりおすすめ) |
その他の備蓄アイテムもチェック!
- カセットコンロ+ボンベ(調理用)
- 紙皿・割り箸(洗い物不要)
- ウェットティッシュ(手拭き・簡易清掃用)
- ポリ袋(簡易炊飯やゴミ袋として)
管理のポイント:使ったら買い足すだけ!
- 賞味期限の近いものから使う
- 使ったらすぐメモ or 買い足し
- 「非常時用」ではなく日常使い前提で選ぶ
冷蔵庫の扉やキッチン横などに「ローリングストック棚」を作ると管理がラクになります。
まとめ:備えることは“安心”を買うこと
ローリングストックは、防災というより「日々の暮らしを整える」ための習慣ともいえます。
今日から少しずつ、無理なく始めてみましょう!
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